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6月22日(木)
今日はフリーマントルに行く日だが、その前に近くの西オーストラリア博物館 Western Australia Museum に寄る。 この博物館は、アボリジニ関係の展示物が豊富で、特に西オーストラリア地域の砂漠での生活を題材にした、独特のアボリジナル・アートが多い。玄関を入ったところには、25mくらいある巨大な鯨の骨がデンと置いてある。 また、検疫関係の展示コーナーがあり、何故検疫が必要なのか、州政府が如何に厳しい検疫体制をとっているかなどが、詳しく説明されている。 パース駅【写真左】から電車に乗ってフリーマントル Fremantle へ向かう。スワン川がインド洋にそそぐ河口の街、フリーマントルに行き、その帰りにどこかのビーチで、インド洋に沈む夕陽を見る。それがパースへ来た目的の一つである。 電車は大変きれいな車両で、スピードも速い。車内に子供と学生向けの掲示がある。 "Children/Students must stand for adults or pay an adult fare." 「子供や学生は大人のために席を立ちなさい。もし座りたければ大人料金を払いなさい。」と。 学生たちは、ちゃんとこのマナーを守っているようだ。日本の高校生に見せてやりたい。 この電車には、ラッシュ時を除き自転車も持ち込める。25分でフリーマントルに到着。 フリーマントルは、1829年、キャプテン・フリーマントルの植民地宣言により始まった。活気ある港町で、修復された古い建物が立ち並ぶ、まるで映画のセットのような街だ。【写真右はフリーマントル駅】アメリカ国籍以外で史上初のアメリカズ・カップ優勝を果たしたオーストラリアU号は、フリーマントル港を母港とする船。1987年にはカップ防衛レースがフリーマントル沖のインド洋で開催された。その一大イベント開催に際し、何百万ドルもの費用を投じて、朽ちかけていた建物をを修復・復元したのだそうだ。 駅を出て、郵便局前のマーケット・ストリート Market St. を少し行くと、左手に短いモール High St. Mall があり、土産物屋やカフェが並んでいる。突き当たりが、キングス・スクエア Kings Square と呼ばれる一角。豪奢な時計台のあるタウン・ホールがある。 このタウン・ホールは、1887年、ビクトリア女王の戴冠50年を記念してオープンされたもので、遠くからも目に付く、フリーマントルのランド・マークとなっている。 ヘンダーソン・ストリート Henderson St. とサウス・テラス South Tce. の角にあるフリーマントル・マーケット Fremantle Market は、140以上もの露店が並び、食料品から骨董品まで、いろいろなものが売られている。西側を通るサウス・テラスは、「カプチーノ通」 "Cappuccino St." と呼ばれ、カフェがたくさん並ぶ。 空が気になる。夕陽が沈む西の空はどんよりと曇っており、晴れる様子もない。それでも、一縷の望みを抱いて駅に戻り、サンセットを求めてパース行きの電車に乗る。 この辺りのインド洋沿岸は、サンセット・コースト Sunset Coast と呼ばれ、美しい夕陽が望めるところ。やはり、「インド洋」というのが魅力である。なんとしても見たかった。電車が走り始めると、とうとう小雨が降ってきた。残念だ。僅か4日のパース滞在。それもこちらは雨季。やはり無理だったのか……。もう一度絶対に来るぞ。そのまま、電車に乗りつづけ、パースに戻った。 もし天気なら、左のようなきれいな写真が撮れたはずだったのだが……。
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