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●航空券
安い航空券には、「格安航空券」とゾーン・ペックス運賃適用の正規運賃がある。 格安航空券は、28日以内のFIXが最も安く、それ以上になると高くなる。また、オープンになると一般的にFIXより値段が高い。 これに対し、ゾーン・ペックスは正規運賃の一種で、オーストラリアの各空港へは、JALが『JAL悟空』、カンタスが『スーパー・カンガルー』、全日空が『G.E.T』、アンセット航空が『フライング・ウォンバット』などの名前で提供しており、料金的には格安航空券よりは高めだが、有効期間が5日以上60日または120日以内と長く設定できるので、比較的長期の旅行をしたい人に向いている。 また、各社とも21日前までに予約するとさらに安くなる「早割」タイプがあり、こちらは格安航空券に近い料金設定となっている。 我々は、ゴールデン・ウィーク後の一番安い料金で、成田〜ケアンズ間、『前売りJAL悟空21』を選択した。 さらに、長女の夫君が勤める旅行代理店を通して僅かながら値引きをしてもらったので、結果的には格安航空券を下回る料金となる。 ●ビザ オーストラリアへの入国にはビザが必要。だが、3ヶ月以内の観光やビジネスならば「イータス」が便利だ。 イータス(ETAS、電子渡航許可)は、ビザに代わる入国システムで、一度登録すると1年間は有効なので、その間何度でも気軽にオーストラリアを訪ねることができる。 申請方法は下記のとおりだが、我々は、航空券入手後、直接大使館を訪問した。窓口でパスポートと航空券を出し、ETASの登録をしたい旨申し出ると、目の前で端末に入力して、1分もかからずに終了した。申請用紙などはなく、簡単すぎてあっけないくらい。 登録済みの書類をくれるでもなく、口頭で「パスポートへの記載は特にありません。今日から1年間有効です。」と言われたが、本当に登録されているのかどうか、出発日に空港のカウンターでチェック・インが終わるまで不安だった。 (『地球の歩き方』には、「ETASカードが交付され、チェック・インや入国手続きのときに提示を求められることがある」と記載されていたが、実際にはカードの交付はなく、提示を求められることもない。) 現在では、短期観光に限り、インターネットによるETASの登録が可能になっていて、パスポートとクレジット・カード(システムの運用維持費という名目で、1件当たり$20が必要なのだ。)の内容を入力するだけで登録が完了するようになっている。
●通貨 オーストラリアの通貨単位はオーストラリア・ドルとオーストラリア・セント。紙幣(紙ではなく、世界でも珍しいプラスチック製なのだが)は、AU$5(赤紫色)、AU$10(水色)、AU$20(オレンジ色)、AU$50(黄土色)、AU$100(エメラルド・グリーン)の5種類。 硬貨は、AU¢5、10、20、50、AU$1、2の6種類。スーパーなどで支払い合計が端数になった場合は、AU¢5毎に切り上げ、切り捨て、または四捨五入される。 宿泊代、国内航空運賃、ツアー参加費などの大口(?)支払いはクレジット・カードで可能なので、その他の日常経費としてトラベラーズ・チェックを組む。プラスチック製の紙幣を事前に見ておきたかったので、一部、初日の費用としてキャッシュも用意した。 クレジット・カードは、ホテルの予約のときなど、身分証明としてカード・ナンバーを聞かれることもあるので、一枚は持っていった方がいい。VISA、マスター・カード、アメックスなら、まず大丈夫だ。
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